お手軽15分で、光る、バーザム
極一部の人間が長年待ち続けた、HGUCバーザムがついに発売されまして、ニッチ向けマイナーMSと思いきやまさかのカッコ良さとキットの出来に口コミ大爆発、やたら売れてるようです(毎日Twitterで「バーザム 完売」で検索してた)。
そんなわけで身内の盛り上がりもかなりのもので、明日にはみんなでバーザム(ガンプラ名)を持ち寄ってバーザム(人名)を囲んで大騒ぎしながら組んで遊ぶオフ会を行ったりします。
この『バーザム プラモオフ』に向けて組み合わせ用のパーツを買い足したりランナーに色塗ったりと準備してたんですけど、流石にオフ会の中で作業するのはアレだな?という項目があったので、自宅仕事の息抜きにささっとやってみました。
バーザムのモノアイが光る
ホント簡単にやれちゃうのでで皆さんも是非!ということで手順を記事にしてみました。
モノアイが光るだけですごい嬉しくなるのでオススメのひと手間です。
と言いつつも、某工作室で談笑しながら試行錯誤してそのままほぼ加工しちゃったので、キモの写真があまり無いかも……。
その辺のニュアンスは上手いことくみ取ってください、ね?
用意するもの
HGUC バーザム、ミライト、あと工具
ミライトは模型人間にすっかりお馴染みのお手軽発光ユニット。
本来は釣り具用品ですけど、チャリの変速機やピカピカオタク棒など、釣り具発祥の技術はとても多い。
余談ですが、これにビームサーベルパーツとジョイントを同梱しただけで1000円とか取る商売があるらしい。
実際この筒状のジョイントパーツに500円ぐらいの価値がありますね?
加工手順概要
・頭部と接続するボールジョイント(BJ)の部分を軸の根元から切り取って、さらに首パーツに3mmの穴をあける
・ミライトを差し込んで貫通させ、発光部分にBJ代わりのボリュームが出るように瞬着とか盛り付ける
・頭部にも穴をあける。
・調整して組み上げる。
首パーツの加工
首パーツ(E-26)の元のと最終的な仕上がりの比較。
写真の都合で加工後のが首長くなっちゃうように見えるけど、組むと実際そうでもないのでご安心を。
E-26を組み込む首元パーツ(E-19)がこんな感じの可動設計になってるので、こちらも簡単に加工しましょう。
ミライトが貫通してるE-26はそのままだとひっかかるし、ただ真っすぐ穴あけただけだと今度は可動しなくなるので、楕円状に穴をあけます。
底から見るとこんな感じ。
ひっかからなければ適当で大丈夫です。
さらにその下に来る脊柱?の部分にギリギリ当たるぐらいまでミライトを差し込んだら、その位置で瞬間接着剤で固定。
最後に発光部分の大事なとこにくっつかないように、その周りを元のBJぐらいのボリュームになるように瞬着とかパテとかで盛り付けます。
最初の画像を参考に、BJから置き換えた部分に色も適当に塗っておきましょう(隠ぺい力がある塗料だとなお良い、私も塗りなおします)。
頭部の加工
頭部の後ろ半分(B-15+B-16)に発光首パーツを組んでみた状態。
このままでは光らないので、パーツを割らないようにちょっと気を付けながらピンバイスでドリドリっと掘りましょう。
断面図ジャンル。
この状態で試しにモノアイレール(E-2)を取り付けて、光り具合を見てみます。
特に対策をしなくても必要なとこだけで、光漏れがほぼないのですごいありがたい。
そしてモノアイパーツ(A2-44)が奥までこんな感じに伸びてるので、設計の時点で発光導線が出来てるという。
これ絶対こういう加工を想定してるっしょ!!! ありがてえ!!!!
出来上がり
ミライトの先端を押し込んだり引っ張ったりでON/OFFが出来るので、頭を押し込むと光ります。
ほら、簡単加工で顔の見栄えがグッと良くなりましたね。
カッコイイ=アレンジの都合で元のデザインより小顔でシャープになって顔のインパクトが薄めだったのが、光ることでモノアイ目立つようになりました。
ささやかな効果だけど、カッコイイ=バーザムがさらにカッコよくなるので、是非皆さんもお試しください。
今日いますぐにミライト調達して準備すれば、明日のプラモオフまで仕込みが間に合うかもよ!?