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素敵なものが欲しいけど

すきなものを集めて並べてたまに語ります

【喉手術】日々のケアとか意外と知らなかった「声」のこととか

喉手術記

第2回は発覚した症状に対して、気を付けなきゃいけないことやライブで歌うにあたって実際にやってたケアなんかを書いていきます。


今回もまずは内容のまとめから。

<要約>
・水、とにかく水を飲む
・ささやき声って高負荷らしい
・人の尊厳を捨て、快適を得る

 

 


衛生指導として言われたこと


1. のどを乾燥させない
まぁこれは良く言われてる事だけど、思う以上に水分大事。
特に上の腫瘍のせいで喉の水分がすぐ枯渇するというのもあるので。
唾液が出るから飴・ガムも導入を進められましたが、とりあえず処方のトローチがいい感じなのでこれを1日の上限で舐め続けています。
あと副流煙とか飲酒も気を付けるようにいわれました。
基本的にタバコは吸わないんですけど煙が気にならないタイプなので、喫茶店では空いてるから喫煙席に行くことも多々あったのですが、この癖を直さなきゃいけなくなりました。


2. 声を出し続けない
最大でも5分声を出したら水を飲んでしばらく休止、の徹底。
「水飲む → 声出す → 水飲む → 声出す → 水飲む → 休む →水飲む」の何かする度に水を飲むというサイクル。
元々1日に2リットルは余裕で水を飲む方ではありましたが、量ではなく一口の水を高頻度で、というのが必要だそうです。


3. 大声を出さない
まぁこれで自滅したようなものですからね……。
マイクの活用とか工夫を指導されましたが、ボイトレではどうしてもあるていどハッキリ声を出す都合で中々大変でした。
声帯が閉じないという都合上、ある程度のパワーを出さないと逆に声にならないというのもあり。
その際は喉を開き、腹式呼吸で息をたっぷり使って発声する、という工夫をボイトレの先生からアドバイスいただきました。


4. のどに力をいれない
大声だけに限らず、腕や肩、胸に力を入れた状態で声を出すのも厳禁と言われました。
喉を詰めるので声帯に負荷がかかるそうで、つまり筋トレ的なものにこれで制限が出ました(金銭面もあり、通ってたジムは休眠にしました……)。


それとこれがとにかく意外だったのですが、「ささやき声は大声よりも声帯に負荷がかかる」から絶対にダメと強く言われました。
非常に乱雑に声帯を震わせるので、手術の前後を問わずとにかくささやき声は出してはいけない、と。
言われてみれば、確かに……?


5. 食べてすぐに寝ない
逆流性食道炎というものがありますが、食後の胃液が分泌されてる状態で横になるとかなり喉を荒らすそうなので、最低でも食事から4時間は空けてから寝るように言われました。
夜行性社会人にはきついものがありますね。

 


定期的な吐血


声帯の嚢胞はどうにもならないけど、上咽頭の腫瘍を抑えることで喉内の環境が改善して、歌うにしても少しはマシになるし手術の効果もあがる、と言われまして、週に1~2回程通って腫瘍を潰し続けてます。

 

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曲がった金属棒の先端に薬剤があって、これをのどちんこの裏にまわしてグリグリやるんですけど、まぁ……つらさがおわかりいただけますかね……。
しかも処置してしばらくは当然ですが血が出続けるので、落ち着くまでは吐血&吐血の病弱キャラごっこです。


根の深いやつなので何度潰しても腫れてくるのですが、それでもライブに向けて練習と本番を無事に過ごせる程度には改善しました。
喉の奥に金属棒を突っ込まれるのは未だに慣れませんが……。

 


人の尊厳を捨てて得られるものがある


トローチと一緒に処方されたのが薬用のうがい薬で、写真にするのがはばかられるぐらいの毒液みたいな色してます。
紫色のトロリとした滴をぬるま湯にポタポタ……。
職場でやってたら同僚にギョっとされました。


そしてそれ以上に効果があるのがこれです。

 

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そう、鼻うがい。
確かに鼻から喉に行くところの曲がり角に腫瘍があるので、ここをキレイにするのは間違いない。


ちなみに私が実際に使ってるのはコチラのマッシーンになります。


指示された通りの量のぬるま湯(しかも適切な温度をチェックする機能付き)に付属の粉を溶くだけで最適な鼻うがい液になるので、モノグサの私にはピッタリ!
塩分濃度を考えて計量スプーンで……とこの程度でも億劫になってしまうので、ポンプでの水流調節も相俟ってとても良い感じです。
最初「え? は?? なんでこんな単純な機構のモノがこの値段なの????」とは思いましたけども。


適温、適切な鼻うがい溶液になったらあとは実践。
洗面台に向かって放水部の先端を鼻に突っ込み、ポンプを押していきます……。
この時、耳や各機関を守る為、「エーーーーーーーー」という声を出さなきゃいけません。
独り黙々とポンプを押し、奇声を上げ、鼻や口から液体を垂れ流す…… 人としての尊厳が完全にしんだ瞬間です。


その甲斐あって、鼻の通りが良くなって頭骨を響かせる発声(ハミング)がやりやすくなったり、寝る時も呼吸すっきりと良い事づくめ!
尊厳を取るか、快適を取るか、貴方の選択は? さぁ!!!


これから花粉のシーズンですし、声や喉にトラブルが無くても鼻うがいは是非オススメです。
皆さんも尊厳を失っていきましょう。
鼻うがいしてちょっとしてからふいに屈んだ瞬間、鼻腔に溜まってた水がダバーっと垂れてくる、それも外出中に、とかそういう恥ずかしい経験も是非共有しましょうね!!!!!